テイラーメイド Qi アイアンの評価
TaylorMade Qi Iron
テイラーメイドはゴルファーにとって名高いブランドであり、その最新作「Qi アイアン」は注目に値します。この記事では、Qi アイアンの特徴、性能、そして他社のアイアンとの比較を詳しく紹介します。ぜひ最後までお読みいただき、Qi アイアンの素晴らしさをご理解いただければ幸いです。
Qi アイアンのデザイン
テイラーメイドはシンプルなデザインを重視しており、Qi アイアンもその流れを汲んでいます。キャップバックスタイルのヘッドは、客観的に見て非常に美しく仕上がっています。色は控えめで、文字も小さく配置されています。特にキャップ部分はバックフェースの中央部のみでフレーム形状はトゥ側を抜いたキャビティのようになっており、洗練された印象を与えます。また、ブレードは厚みがあり、トゥ側にいくにつれて太くなっていますが、色分けがされていて細く見せています。この工夫により、構えた時に厚ぼったさを感じないのが特徴です。
Qi アイアンのスペック
- 7番のロフト角は28°で、PWは43°です。AWとSWもセットで入れることをおすすめします。
- ライ角は少しアップライトで、シャフトはスチールのみフレックスによって重さが異なります。
試打データ
カーボンシャフト
- ヘッドスピード: 47.0m/s
- ボールスピード: 59.8m/s
- 平均キャリー: 196y
- 平均トータル: 208y
- 平均サイドスピン: 127rpmドロー
- 平均バックスピン: 4756rpm
- 平均打ち出し角: 2.4°
- 平均打ち上げ角: 23.7°
- 最大の高さ: 53y
- 落下角度: 53°
- 左右ブレ: 5y
カーボンシャフトの場合、方向性は素晴らしく、安定した右打ち出しのドローが打てます。スピン量はほとんど平均通りで、弾道の高さも十分です。当たり感はバラバラですが、弾道は揃います1。
スチールシャフト
- ヘッドスピード: 47.8m/s
- ボールスピード: 59.2m/s
- 平均キャリー: 195y
- 平均トータル: 207y
- 平均サイドスピン: 466rpmドロー
- 平均バックスピン: 4440rpm
- 平均打ち出し角: 0.5°
- 平均打ち上げ角: 23.0°
- 最大の高さ: 49y
- 落下角度: 52°
- 左右ブレ: -10y
スチールシャフトは縦も横もしっかりと出る特性があり、キャリーのブレも非常に小さいです。これはスチールの良さが出ています
Qi アイアンの性能
テイラーメイド Qi アイアンは、その性能においても他社のアイアンを凌駕しています。以下に、Qi アイアンの特筆すべきポイントをご紹介します。
- 飛距離と許容性: Qi アイアンは、高い初速と飛距離を実現するために設計されています。ヘッドの重心が低く、ボールを高く持ち上げることができるため、飛距離が向上します。また、ミスヒット時の許容性も高く、安定した飛びを実現します。
- 操作性とフィーリング: Qi アイアンは、ブレードとキャビティのハイブリッドデザインを採用しています。ブレード部分は操作性が高く、キャビティ部分は許容性を持たせています。打感も柔らかく、ボールとの接触が心地よいです。
- スピンコントロール: Qi アイアンは、スピン量のコントロールにも優れています。グリーン周りでのショットにおいて、ボールがしっかりと止まるスピンを生み出します。これにより、ピンに寄せる確率が高まります。
他社のアイアンとの比較
Qi アイアンは、他社のアイアンと比較しても圧倒的な優位性を持っています。以下は、主要な競合製品との比較です。
- タイトリスト AP2: Qi アイアンは、AP2と比較しても飛距離が優れています。また、操作性も高く、幅広いゴルファーに適しています。
- キャロウェイ Apex Pro: Apex Proは操作性が高いアイアンですが、Qi アイアンはそれに加えて飛距離も優れています。さらに、打感も良好です。
- ミズノ JPX 921 Forged: JPX 921 Forgedはスピン量が多く、グリーン周りでのコントロールが得意ですが、Qi アイアンはスピン量のバランスが取れており、飛距離とスピンの両方を兼ね備えています。
結論
テイラーメイド Qi アイアンは、そのデザイン、性能、比較対象との差別化において、ゴルファーにとって最高の選択肢と言えるでしょう。ぜひクラブフィッティングで試打してみてください。
この記事が皆さんのゴルフクラブ選びの参考になれば幸いです。良いゴルフライフを!
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